知っておきたい!賃貸オフィスのメリット・デメリット
賃貸オフィスのメリット
まず大きなメリットとして、手軽にオフィスを構えられる点があります。自社ビルを所有する企業もありますが、社屋を建てるには莫大な費用がかかるため、かなり事業規模の大きな会社でなければ難しいでしょう。しかし、賃貸オフィスを利用すれば、賃貸契約を結ぶだけでオフィスが用意できます。オフィスの入った建物の管理は管理会社が行うため、自社で清掃員などを雇用する必要はありません。また、建物の修繕や点検なども全て管理会社の所管です。建物に関し何か不都合があった場合は、管理会社もしくは管理会社が委託する業者に連絡すれば対応してもらえるでしょう。なお、事業の拡大や増員などでオフィスが手狭になった場合も、別な賃貸オフィスに移転すれば事足ります。また、有名企業などが多数入居するビルであれば、そこにオフィスを構えるだけで会社のイメージアップにも繋がります。
賃貸オフィスのデメリット
賃貸オフィスを利用する場合、オフィスの使い方はビルの管理会社の定めるルールに則らなければなりません。例えば、ビルによっては開館・閉館の時間が決まっていて、24時間利用ができない場合もあります。また、入館方法など施設利用に関する細かな規則も決められています。そのビル内の賃室を借りるからには、ビルの規則を守ることは絶対です。なお、賃室内のレイアウトに関しても、ビルの所有者がOKとしている範囲で行わなければなりません。ビルによってその範囲は異なりますが、大幅な改修などは認められないこともあります。このような点を踏まえ、できるだけ自社にとってデメリットの少ない物件を探すことが大切です。
都心部に本格的な拠点をそろそろ構えたいが、先行投資に充てる費用は潤沢ではない、そんな時は中央区で賃貸オフィスを借りる、という選択肢があります。